投資にもいろいろあります。株式投資や国債、FXや先物、不動産投資などなど。
これから先のこと考えると投資が必要、でも何をどう始めるべきなのか―、今日は投資の中の一つ、投資信託について説明します。
投資信託の「投資」と「信託」
「投資信託」の「投資」と「信託」について切り分けてみましょう。
「信託」を検索してみます。
goo辞書で検索してみます。
1 信用して任せること。「国民の―による政治」
2 他人に財産権の移転などを行い、その者に一定の目的に従って財産の管理・処分をさせること。「遺産の管理運用を銀行に―する」「―証書」
なるほど。つまりあなたの代わりに投資の運用を行いますよ、それが投資信託。
投資信託は株式や債券で運用を行う
株式と債券、この2つが投資信託の投資対象の中でも最も比率が大きいです。
株も債券も国内、日本の株式や国債に限らず先進国や新興国の株・債券を対象にした投資信託もあります。
投資信託は信託報酬で運用を行う
あなたの代わりにお金を運用します!と言ってもタダではありません。運用する会社・人だってタダでは生活できないですよね。
じゃあどう言う形で費用がかかるかと言うと、運用資産の数%が信託報酬として毎年差し引かれます。
私が購入中のセゾン投信の場合は、
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は年0.69%
「セゾン資産形成の達人ファンド」は年1.35%
が信託報酬に。「セゾン資産形成の達人ファンド」の方が「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」より少し高くなっていますね。
投資信託のここが魅力的なポイント
・ 投資信託は株や債券の運用を代わりに行ってくれる。
・その運用には信託報酬と言う形で少し手数料がかかる。
じゃあ自分で株式・債券を買ったほうがと思われるかもいるかもしれませんね。
投資信託の魅力に分散投資が挙げられます。株を買われた方、そして株を複数銘柄購入された方はよくわかるところかと思いますが、毎日毎日、株価は動きます。
突然の保有していた株式が急落しても対処できる様に、1点集中は行いません。幅広い銘柄に分散投資を行い、全体的なリターンを狙います。
投資信託も同じ性質です。投資信託も幅広い銘柄に分散投資を行います。その分散投資が購入した金額分から始められるのは一つの魅力です。
投資信託のコツ
「株の必勝法」「不動産・賃貸経営のコツ」本屋に行くとこんな見出しの本もたくさんありますよね。
じゃあ投資信託にもコツがあるかと言われると、2つ。商品選びと焦らないことでしょうか。何を買うかで後の運用益は変わってきます。焦らないことについては、購入時期にもよりますがすぐに運用益が上がってこないことも。市況の影響を受けるので、3年、5年、と長い目で経過を見ていく姿勢が大事です。それでもコツはそれくらいでしょうか。
もちろん知識を深めていくとああしたらどうだろう、こうしたらどうだろうと言ったものも出てきますが、コツの大きな部分は上の2つになってくると思います。
ちなみにセゾン投信だと「セゾン資産形成の達人ファンド」「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」2種類しか無いので、商品選びは楽チンだと思いますよ。
投資のこと、少し考えられてみてはいかがでしょうか。