前回、セゾン投信の利回りについてブログに書きました。
今回は2007年から2015年まで、その年ごとにどの様な運用成績を収めてきたのか確認してみたいと思います。
ちなみに利回りではありません。あくまでその年ごとの運用結果であって、今後も成果が保証されているわけでは無い点はご注意ください。
利回り・リターンの算出方法について
利回りでは無くリターンに言い換えます。算出方法ですが、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、「セゾン資産形成の達人」どちらも1月最初の基準日から、その年の年末、基準日が設定された最終日までの騰落率で数字を見ます。
実際には約定日・解約日等にもよるのですが、大まかかに1年の最初に買って1年の最後に売ったら、どの様なリターンになるかを目安としてお考えください。
※2007年については3月15日~年末までの騰落率になります。
※正確な情報に努めてますが誤差がありましたらお許しください。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 |
---|---|---|---|---|
+4.97% | -32.98% | +16.32% | -6.26% | -6.26% |
2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|
+22.64% | +30.39% | +18.12% | -1.75% | – |
セゾン資産形成の達人
2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 |
---|---|---|---|---|
-7.06% | -44.04% | +35.03% | +0.87% | -10.36% |
2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|
+32.04% | +52.53% | +21.97% | +5.07% | – |
一年間で切り取ってみると、
- 一年間に+10%を超える年もある
- プラスだけじゃないマイナスの年もある
- 値動きの激しいのは「セゾン資産形成の達人」
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人」どっちがいいかなーと検討中の方は過去にこれくらいの値動きもあるものと考えておくと参考になりますね。
気になるところを見ていきます。
一番、気になるのは2008年でしょうか。リーマンショックと言われた年です。この年は株式も債券も大きく値下がりしました。セゾン投信もその影響を大きく受けています。ただ、その後持ち直して現在まで長く保有している人だと+20%、+30%超の含み益があると思います。どちらのファンドでもそれだけ基準価額は上昇しています。
下がったらどうしよう・・・と不安な人は、下がってもある程度の期間、長い目で経過を見ていこうかと考えるのがいいと思います。
逆に大きく上昇したのは2013年。「セゾン資産形成の達人」はこの年だけで基準価額は1.5倍に上昇しています。100万円の投資金額であれば、150万円に。セゾン投信を購入する上では、1年より3年、3年より5年、10年と長く保有する事がより資産を増やすコツなのですが、1年間で1.5倍にまで上昇すると、一度売却しようかなと言うのも「ちょっと」考えてしまいますね。
他に両ファンドとも、+10%、+20%超と大きく上昇した年があります。これらは実際にセゾン投信を購入していた人はその上昇分と同じだけ資産も大きく上昇しています。
ちなみに2013年の1月にこれだけの上昇があると思って始めた人はいないと思います。
また次の上昇の機会を伺うなら、早いうちに投資のことを考えて準備しておくことがコツでしょうか。
いつ上がるかは予測できなくても、スポット購入や積立で少しずつ準備しておけば、後からその機会はやってくると思います。
1年間では無く、長期間運用を続けた場合の成績はこちらに掲載しています。
将来の運用益を計算できるページを作りました。こちらもご参考に。