どっちがいいの?もう少し詳しい説明が欲しい!と言う方に書いてみます。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
・世界中に分散投資
・株と債券の比率は原則 50:50
分散投資の対象はバンガード社のインデックスファンド。日本の株式だとMSCI JAPAN Indexに連動。アメリカの株式だとS&P500 Indexに連動します。
株と債券の比率は原則 50:50とあるのでここは基本的には変わらないと思います。他社の投資信託の中にはこうした比率を調整するものもあります。
ではその半分ずつの中身を見ると、一年前と直近とで僅かにアメリカの株式やヨーロッパの株式、他の組み入れファンドも比率が異なります。これはプロのファンドマネージャーがその時々に応じて、最適なバランスに調整してくれている様ですね。
セゾン資産形成の達人ファンド
・世界中に分散投資
・株式100%
資産形成の達人ファンドはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと比べるとこちらは株式100%のファンドに。
株式指数が年間を通して上昇する様な時は、こちらの方が基準価額が大きく上昇すると思います。一方で株価が上がるだろうか、下がるだろうか、そんな不安定な時や、また年間を通して下がってしまう場合は、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの方が成績が良くなる可能性も。
またセゾン資産形成の達人ファンドとセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの違うところにセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは投資対象がインデックスであるのに対し、資産形成の達人ファンドはそれぞれの枝葉のファンドによって運用指針が異なります。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはバンガード社に運用を一任しているのに対し、こちらはバンガード、T.ロウ.プライス、アライアンスバーンスタイン・エル・ピー、日本コムジェスト等の運用会社が名を連ねます。
それってつまり!!どっちがいいの?
前の記事に戻りますが、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは安定性重視。セゾン資産形成の達人ファンドは成長性重視と言うイメージでいいと思います。
だと思います。
株と債券の割合やインデックスかアクティブか、バンガード社1社か他も含めた複数社での運用か、それが結果としてどちら(良い方向か悪い方向か)に左右するかは、なんとも言えないです。
多少リスクを取ってもーと言う方は資産形成の達人ファンドが良いと思います。他にどちらも最初は購入して、後で1本に絞るのでもいいかもしれないですね。